(「Oricon」データベースより)舞台はまだ東京タワーが建設中だった昭和33年の日本、貧しくても夢に向かって明るく生きる人々の生活を描く。全ての日本人に贈る心温まるヒューマンドラマ。吉岡秀隆、堤真一、小雪、ほか出演。特典ディスク、CD-ROM、ほか封入特典付きの豪華版。
☆☆☆☆☆
当時を知らなくても、なぜか哀愁を感じるBy 妄豚 (神奈川県)
自分は20代前半の大学生ですが、両親の勧めで友達と見ました。
自分の父親は昭和33年当時、この映画の登場人物の淳之介と
同い年くらいだったそうで、涙を流して感動したようです。
息子の自分にも、駄菓子屋やベーゴマやメンコで遊んだ話をよくしてくれました。
そのせいもあってか、この映画にはものすごく懐かしさのようなものを感じました。
もちろん昭和30年代は生まれてませんが、映画を見ているうちに自然と涙が出てきました。
一緒に見に行った友達は別の映画を見たかったようですが、
上映終了後「こっちの映画を見て正解だった、すごく面白かった!」
と言ってました。自分も全く同じ気持ちです。
とても感動的で、暖かいものを感じる映画でした。
☆☆☆☆☆
心地よいノスタルジーを感じました。 By 堀田周郎
いい映画だよ...とは聞いていたのですが
実はそんなに期待していませんでした。
(オープニングが始まってすぐは CGが気になるし...)
ところが、見終わった後は、不思議なくらい素直な
気持ちの自分がそこにはありました。
不覚にも途中、何回か涙をこぼしてしまいました。
舞台は昭和33年。ちょうど私が生まれた年です。
氷で冷やす冷蔵庫や、テレビが家に来た時、
近所の人が集まった話は、父母から聞いた記憶があります。
映画では戦争の傷跡が人の心に残っていましたが、
私の小学生時代でも、街にも人にもまだまだ残っていました。
そう言えば、シュークリームを食べるだけで
ワクワクできる自分がそこにはありました。
何もなかった....
でも、輝かしい未来に対する希望を
毎日ワクワク感じながら過ごすことができた
素晴らしい時代だったんだなぁ~と
映画を見終わった後、心地よいノスタルジーに浸りきってしまいました。
映画のラストで、主人公の子供が
夕日を見ながら「50年後の夕日もきっと綺麗だよ」と
いうシーンがあるのですが、今の子供って、はたして50年後の未来に
あの頃ように、希望を感じる事ができるのでしょうか?
何はともあれ
昭和30年代を知っている世代はもちろん、
知らない世代の方にもぜひ一度見て頂きたい、お薦めの映画です。
☆☆☆☆☆
昔ながらの雰囲気が良いBy miwako4
映画館で観てきました。家族で観にいったのですが、街頭テレビや駄菓子屋、道路、冷蔵庫などとてもなつかしいと親も言っていた程、昭和30年代をよく再現されていました。今は、物があふれ返っていて、生活も便利になり、道も舗装されていますが、当時のような元気な子供達や人との係わりも希薄になった気がします。
役者さんたちの演技も上手いせいか、なんだかとても懐かしく、温かく、いい感動を与えられた映画だと思います。
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